みなさんはビーポーレンをご存知ですか?
みつばちが採取した花粉を、体内から分泌した酵素で固めて団子状にたもので、ローヤルゼリーの原料となります。たんぱく質、ミネラル、ビタミン、アミノ酸・・・様々な栄養を含んだ食品で、今『スーパーフード』として日本でも注目を集めています。
本日はこのビーポーレンをイタリアはウンブリア州で生産している、養蜂場をご紹介します。
イタリアの中部ウンブリア州の小さな村、カステルジョルジョではちみつやビーポーレンを作っているロルヴァケルさんご夫婦。ご主人のレイナルドさんはドイツ出身。カステルジョルジョ出身の奥さん、アナリサさんと二人三脚で養蜂場を運営しています。
大柄で赤ら顔、いかにもドイツ人といったレイナルドさんは、この豊かなイタリアの大地でとても実直にモノづくりをしています。生産量は決して多くありませんが、彼が手掛けるほとんどの生産品はヨーロッパの有機栽培認定を取得しています。
奥さんのアナリサさんもとても気さくでかわいらしい方。彼らの養蜂場に行くとカブの葉っぱのパスタやこの土地ならではの野菜のトマト煮などでもてなしてくださいます。豪華ではないけれど、素朴で滋養に満ちたお料理の数々。彼らのシンプルだけれど地に足のついたライフスタイルがうかがえます。
そんな彼らが作るビーポーレンはほのかに甘く、とても食べやすい味。(ビーポーレンはみつばちが採取する花粉によって味が違います。)一日の始まりにスプーン一杯。そのまま食べても、ヨーグルトやグラノーラにかけてもおいしくいただけます。
豊かな土地で大切に育てられたみつばちからの贈り物、ビーポーレンで一日のエネルギーチャージをして、これから到来する暑い夏に備えましょう!