今年は3月と4月にローマに行く予定だったのが、世界中で起きた新型コロナウィルス感染拡大のため断念せざるを得ない状況に。年に何回か訪れる、ロルヴァゲル養蜂場も今年はいつ行けることやら・・・。
そんな中、私とアナリサさんはWhat'sAppでやり取りを続けている。急に思い出したように、彼女が、元気?こっちは今こんなだよ、と短いメッセージと一緒に写真を何枚か送ってくれる。
幸いなことに、普段、人と接触する機会の少ない彼らの生活はあまり変わらないそう。ロルヴァゲル養蜂場では、ウィルスの脅威をよそに、みつばち達は元気に飛び回り、庭の花や畑のオリーブは育っていく。
新型コロナウィルスは私たちの”日常”をあっさりと奪っていったけれど、アナリサさんから送られてきた写真は、美しく普遍的だった。
カステルジョルジョの朝、農夫の後ろ姿。